寄り添う気持ちが一番だいじ

介護職に就きたい方へのアドバイス

初めての介護の仕事!求められる適性とは?

どんな仕事にも適性というか、向き不向きというものがあるものですが、その点、介護職に関しては、どのように考えておけば良いのでしょうか。


結論から言えば、介護を必要とする人に「寄り添ってあげたい」と思えるかどうかがポイントです。
ちゃんと寄り添うためには、相手のことをよく知ることが大切ですが、そのためには言葉にとらわれることなく、その仕草や表情のウラ側にある、本当の思いや願いといったものを正確に読み取れなければなりません。
介護の際に重視されるコミュニケーション力とは、何も会話の上手下手を意味するのではないのです。

 

また、行動的で元気ハツラツな人だけが、採用されるわけでもありません。
介護を受ける人は皆それぞれ、性格や好みも違えば、これまでに辿って来た人生だって違います。
実際、そういった人たちを相手にするには、介護する側にも、いろんなタイプの人間がいなければならないのです。

 

いずれにしても、知識や技術などはあとからいくらでも身につきます。
ですから、本当に介護施設で働きたいのなら、適性がどうの、未経験だからどうのと尻込みせず、まずは勇気を持って、介護の世界に飛び込んでみることをオススメします。
もちろん、介護未経験で就職するとなると、最初の1、2週間は戸惑うことばかり。何かと失敗をすることもあるでしょうが、それが1ヶ月経ち、2ヶ月を過ぎようとする頃には、「自分もそこそこ仕事ができるようになったんじゃないだろうか」、などと思えるようになるものです。

 

まずは焦らず、先輩のスタッフたちの仕事ぶりをチェックし、取り入れらるものはどんどん吸収していく姿勢でのぞんでみてください。